故郷を離れて三十数年、関東で暮らす永遠の少年のどーってことない日記
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HTTといえばインテルの Hyper-Threading Technology!・・・ではなく、放課後ティータイムのことだと思います。

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燃えています 

2010/11/30 01:50/Tue
システム構築プロジェクトにおける顧客が超大手あるいは官公庁などの場合、そのプロジェクト自体が非常に困難なものとなるケースが少なくないようだ。
落札したベンダーは、当然ながら十分な実績とその筋のコネクションを持ち合わせた一流企業なのだが、何故なのか、いつの間にか顧客をコントロールできなくなり、要件を実現するための内部設計を十分に練り上げる時間すら失ってしまうらしい。
最初こそ一般的なウォーターフォールモデルを踏襲して構築を始めるのだが、顧客からの要件引き出しがなかなかうまく行かない。
ようやく五月雨式にダラダラと要件が出始めたかと思うと、同時に次々と矛盾も出現し始め、外部設計と内部設計の間で修正の往復が始まり、いつになっても製造工程に移行できない。
そうこうするうちに、製造以降に充てられるリソースが計画を下回る時期になり、遂に突貫工事的な製造工程が始まるのだ。
ここでモックアップによるレビューなどを約束していた場合、事態はさらに深刻になる。顧客は画面という上辺だけを見るため、内部構造が如何に複雑であるか等という事にはまったく無頓着に、あーでもない、こーでもないと、挙動に関し好き勝手な要求をしてくる様になるのだ。
この状況に至ってはもはやドキュメントのメンテナンスはほぼ不可能となり、特定の上級SEが人間仕様書と化する。
また、ユーザーレビューを優先させるあまり、各サブシステム間でやり取りするデータを生成する部分が未実装のサブシステムが少なくない。この状態でデモを実施する必要に迫られ、誰かが人手によりデータを作成したとする。時間が経過するにつれ、この似非データは端末やサーバー内部で密かに増殖を始める。
やがてユーザー試験の時期になったとき、これらは突然牙をむき、意味不明な障害としてバグ票を量産し始めるのである。
一定の段階でユーザー試験を実施し、その結果一定レベルの完成度に達した事を確認できたところで、システムを仮納品させるという手法をとるユーザーも存在する。
表向きは納品だが、その実態は、追加コストを発生させずにより良いシステムに仕上げるため、ユーザーの手元に実機をおいていじり倒す作戦である。
ここからは従来のバグ票に加えて「機能改善要求」なるものが発生し始める。開発側からみると単純なる仕様変更なのだが、彼らはこれを仕変とは呼ばない。「ルールは決めたが仕様をFIXしたとは言っていない」という立場を貫くのである。まさに超大手あるいは官公庁特有のエゴと詭弁といったところだ。

超大手あるいは官公庁のシステムリプレイスにおいて、仕様や設計まわりのドキュメントがなく「ソースがドキュメントだ」などという笑えない話をよく聞く。それらのうちいくつかは、上記のようにベンダーがユーザーに振り回された果ての産物なのではないだろうか。



 

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